女性のためのミニストリー「スタンド・ウィメンズ・ミニストリー」は18日、聖書キリスト教会(東京・練馬区)で女性たち主体のコンサート「WOMEN’S LIVE! Here I Am(ここにわたしがいます)」を開催した。同コンサートは、16日から17日に三鷹バプテスト教会で行われた「Women’s Conference 2007 in Tokyo」に参加した約60名のクリスチャン女性たちのクワイヤによる本格派ゴスペルコンサート。神によって聖別された女性たちが救いの喜びを賛美し、神を褒めたたえた。当日は2500円(前売り2000円)のチケット代がかかるにもかかわらず、若い女性を中心に約150人が参加した。
カンファレンスに参加したクリスチャン女性たち約60名によって結成されたクワイヤ「Women Of Christ」は、序盤に2曲、終盤に3曲の計5曲を披露した。特に、カンファレンスの副題「あなたは、どこにいるのか?」という問いに対する解答を見つけた喜びを賛美した曲、「Here I Am To Worship(私はあなたを賛美するためにここにいる)」を万感の思いで賛美。「私はいま神さまを賛美するためにここにいる!」という心の叫びを歌に込め、熱唱した。
また、同コンサートには粟野めぐみ氏などを含む4人組のR&B女性ゴスペルユニット「Joyful Noise Singers」や、アメリカ黒人教会で人気のパントマイムを取り入れたプレイズダンスを得意とする古山夏子氏も参加。それぞれに与えられた賜物を用いて歌やダンスでパフォーマンスし、神さまを賛美した。
さらに子どもたちで構成されたキッズクワイヤや、今回のセミナーのために全国から集まったゴスペルディレクターらによって結成された「クワイヤディレクターズ」も参加。それぞれ元気のいい賛美と洗練された歌声で会場を盛り上げた。
16日と17日の2日間のカンファレンスに参加した女性たちは、このコンサートに出演するためにスーザン・タッカー師によるセミナーの後にワークショップを開き、ゴスペルディレクターたちの指導を受けた。歌の練習は夜遅くまで続けられたが、参加した女性たちの顔は達成感による喜びと感激に満ち溢れていた。
一方、コンサートの途中では、2日間のセミナーで講師を務めたタッカー師がメッセージを伝えた。題目は「Here I Am」。タッカー師はイザヤ書6章8節のみことばに触れ、「自分の人生を神さまに献身して神さまに遣わされる人になりましょう」と呼びかけた。
「ここに、私がおります。私を遣わしてください(イザヤ6:8)」。「私」がここにいるのは神さまに遣わされるためである。タッカー師は一人一人が出て行って伝えれば日本は必ず変わると宣言した。