英国の教会で近年、鉛の屋根が盗まれる事件が多発している。英国国教会(聖公会)財務委員のトニー・ボールドリー氏によると、盗難に遭った教会による保険金請求は過去3年に約8000件あり、総額はおよそ2300万ポンド(約30億円)に上るという。ロイター通信が伝えた。
同氏は、窃盗犯が米グーグルの衛星地図サービス「グーグルアース」を悪用していると指摘。屋根を修復しても再び盗まれてしまうケースが多く、ある教会では14回も盗難が繰り返されたという。
相次ぐ盗難の背景には鉛価格の高騰があるとみられている。
2010年12月6日12時40分
英国の教会で近年、鉛の屋根が盗まれる事件が多発している。英国国教会(聖公会)財務委員のトニー・ボールドリー氏によると、盗難に遭った教会による保険金請求は過去3年に約8000件あり、総額はおよそ2300万ポンド(約30億円)に上るという。ロイター通信が伝えた。
同氏は、窃盗犯が米グーグルの衛星地図サービス「グーグルアース」を悪用していると指摘。屋根を修復しても再び盗まれてしまうケースが多く、ある教会では14回も盗難が繰り返されたという。
相次ぐ盗難の背景には鉛価格の高騰があるとみられている。