【CJC=東京】北朝鮮による砲撃事件で緊張高まっている中、韓国のソウル近郊水原で、国際キリスト教教育者会議(ICEC)が行なわれ、世界各地から教育者880人が参加した。米宣教通信ANSが報じた。
主題講演は、米『ムービーガイド』誌発行人で『メディアワイズ・ファミリー』の著者テッド・ベール氏が行なった。子どもたちや青少年をメディアに振り回されない「メディアワイズ」に教育し、メディア選択に際して良い決定を下せるようにするための教育について、ベール氏は語り、メディア・ウィズダムに関しても4回講義した。
「マスメディアは子どもと青少年の心と精神に影響を与える文化を形づくる」とベール氏。「それだからこそ、親や教師は子どもや学生を、メディアに賢明に、注意深く接触するよう、情報を身に付けるように教育することが重要なのだ」と言う。
ベール氏は韓国訪問中に、家庭向け映画や信仰映画作成の重要性について、急成長している映画業界の製作者、監督、トップスターなどと会談、「信仰や価値を扱った家庭映画は世界規模で歓迎されると聞いて関心を示した」と語った。
教育者会議には、韓国では著名な伝道者ビリー・キム氏も参加した。韓国の『若者をキリストへ』の設立者で水原中央バプテスト教会牧師。2000年から05年まで、『世界バプテスト連盟』議長に初めてアジアから選出され就任している。