ラジオ日本(AM1422kHz)の番組「ゴスペル・レディオ・レボレボリューション」のパーソナリティーとして知られる「いかピー」こと五十嵐義隆氏が毎月多彩なゲストを招いて繰り広げる賛美集会「ラブレボリューション」が10日、東京都立川市の「99ブラス」で開催された。今回の出演者は、ルート・オブ・ソウルの横山大輔とそのサポートにクリスチャンピアニスト・TakuTaku(タクタク)、4月8日にワンマンライブが控えている神山みさ、そしてキャンパス・フォー・クルセイダーズ(CCC)メンバー中心のクリスチャンバンド・アイルら3組。約2時間半にかけて、それぞれの新曲やオリジナル曲、定番曲など4〜5曲を演奏した。メッセンジャーには新宿シャローム教会の富田慎吾牧師が招かれた。
五十嵐氏はこのラブレボリューションのビジョンについて、「教団・教派の垣根を超えた伝道的なイベント。ノンクリスチャンの中には音楽の質やレベルで試みを受ける人もいるので、一つの音楽としても聴いてもらえるようなものにしたい」と語った。集会では、キリスト教やゴスペルに触れたことのない人のために、キリスト教用語を多用しないよう心がけている。「クリスチャンもノンクリスチャンも含めて、初めて参加した人を大切にしていきたい。このイベントを通して文字通りこの日本に、そして世界に愛の革命(ラブレボリューション)を起こすことが最終目標。それは神さまにしかできないこと。そのことを来てくれた皆に知って帰ってもらえたらと願っています」。
ラブレボリューションは2005年の年末から2006年の年明けにかけて賛美に終わり賛美に始まる年にしたいと、主催の五十嵐氏をはじめ、志を同じくするアーティストたちを集めて8時間に及ぶ賛美集会を開いたことがきっかけ。以降、好評を得た第1回の縮小版として、毎月様々なクリスチャンゲストとメッセンジャーを招いて賛美集会がもたれている。