3.すべてはうまくいっている!
家庭では私の存在は無に等しいと知った時、なんとかしてビジネスを成功させて、家内と子どもたちに自分の存在価値を知ってもらいたいと思いました。「父さん、よくやったね!」とほめてもらいたいです。これが次に書く私の証しの題名です。実は、当面の資金繰りが厳しいだけだったのです。近い将来にはやりきれないほどの大きなビジネスをたくさん抱えています。目先の問題に縛られて、将来の希望が完全に目隠しされていました。私に神への信頼と試練に耐える力が不足していただけなのです。今ではビジネスブレイクに自信満々です。必ず、「父さん、よくやったね!」の証しを書いて見せます。そして家族全員に洗礼を受けてもらいます。
洗礼を受けてからいろいろありました。「洗礼を受けたら、神さまの恵みで、とんとん拍子にすべてがうまくいく!」そう期待したのは間違いでした。むしろその逆で、なかなか自分の思い通りにはいきませんが、自分の思いにはるかにまさる神さまの大きな愛の意志と計画が実現しているというのが真実です。こうして結局は、「すべてがうまくいっている」のです。サタンは私を何度も死に追いやろうとしましたが失敗しました。イエスさまが私と家族を守ってくださったからです。
「死にたい、死にたい」と口癖のように言っていたのに、私の友人たちが次から次に洗礼を受けているのです。「洗礼受けて人生が変わった、物事の考え方が変わった、本当によかった。オバマさんありがとう。今度は友人を連れてくるから洗礼を授けてください。オバマさんよろしく!」って、みんなから言われています。彼らのビジネスも見る見る好転しています。8月に洗礼を受けた友人が10月には二人の仲間を四国から洗礼のために連れてきます。彼はもう三人の洗礼志願者を持っています。不思議ですがそれが現実なのです。
何よりもうれしいのは、「私は絶対にクリスチャンにはならないからね!」と頑強に言い張ってきた家内が、私が韓国から買ってきた十字架のネックレスとブレスレットを身につけてくれていることです。私の思いとは裏腹に、神の思いが実現しています。
本物のクリスチャンではない、もしかしたら「エセクリスチャン」エセクリスチャンでないにしても、私はいまだに霊的に成長していない「赤ちゃんクリスチャン」です。それが次から次にクリスチャンの赤ちゃんを産んでいるのです。「赤ちゃんが赤ちゃんを産む!」。そんなこともあるんですね。イエスさまが処女マリアから誕生したことを考えると不思議な話ではないのですが・・・。
これからは自分の力でがんばるのをやめて、イエスさまにすべてをお任せしていきます。小さな利己的な自分の思いではなく、もっともっとすばらしく大きな神さまの愛のご意志とご計画がますます力強く実現するように、イエスさまとともに自然体で生きていきたいと思います。(終わり)
アブラハムささき法律事務所所属・小濱敏雄(オバマ・パウロ・トシオ)