【南アフリカ・ケープタウン】ケープタウン2010−第3回ローザンヌ世界宣教会議−は17日午後3時半(日本時間同日午後10時半)から5時まで、4500人の参加者をテーブルグループと呼ばれる6人ずつの小グループに分けて、証しと祈りの集いを行った。
テーブルグループは会議の期間中、同じ参加者が継続して集まり、学びと証し、祈り、応答を交わす。会議への参加申込の際に記入した内容に基づいて、言語や興味、専門領域を近づけると同時に国籍や地域が分散されるように参加者を振り分けて、「地球的教会の縮図」を体験することがテーブルグループの狙いだ。
大規模な会議では個人の声が集団に圧倒されてしまうことがある。小さな声に耳を傾け、気遣い、個人的な信頼関係を形成し、互いから学ぶことによって、福音主義信仰を土台とした交流の深みと豊かさを知ることができる。クリスチャン同士の霊的交流を深めることによって、同書と本会議の共通テーマである「キリストにある新しい生命」「一致」「和解」「真実の証し」「光の中の歩み」「相互的従順」「祈り」を実現したい考えだ。
21日を除き、18日から24日までの毎朝行われる新約聖書「エフェソの信徒への手紙」の学びでは、テーブル毎に着席して証しと祈りの時間を持つ。
続いて午前中に行われる集会では、教会が直面するさまざまな地域的・地球的課題についての講演を聞き、テーブルごとに意見を交換して、国家と地方の各レベルで実現できる効果的な伝道方法を探求する。