紀元337年、大帝コンスタンティヌスがついに没する。死後は帝国を五分し、三人の息子と二人の甥に分割統治させると公表していた。だがすぐさま甥たちが粛清され、息子たちも内戦に突入する。最後に一人残り、大帝のキリスト教振興の遺志を引き継いだのは、次男コンスタンティウス。そして副帝として登場したのが、後に背教者と呼ばれる、ユリアヌスであった。(購入する)
著者: | 塩野七生 |
価格: | 税込420円 |
出版社: | 新潮社 |
発売日: | 2010年8月28日 |
【関連書籍】
▽ 「キリストの勝利(中)―ローマ人の物語39」(税込380円、新潮社)
▽ 「キリストの勝利(下)―ローマ人の物語40」(税込380円、新潮社)