首都圏で16年ぶりとなる数万人規模の伝道大会、日本クリストファー・サン国際大会(9月4、5日、江東区・有明コロシアム)の準備が加速している。大会公式サイト(www.sun2010.org)では、大会会長の峯野龍弘氏(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会主管牧師)が諸教会に向けて大会への積極的な参加を要請し、当日の各ボランティア協力や大会チラシの配布協力を大々的に呼び掛けている。医療界と財界を代表する聖路加国際病院理事長の日野原重明氏とみずほフィナンシャルグループ名誉顧問の橋本徹氏が大会推薦人として協力を表明。主催側はツイッターやブログなどのソーシャルメディアをフル活用し、追い込みに懸命だ。
今大会で特に注目を集めているのは、インターネットの活用だ。4月末ごろから本格的に始めたという大会の公式ツイッター(@sunstaff)のフォロワー数は、韓国語版(@sunstaff_kr)をあわせると8月2日現在で1700人を突破。ツイートを1日約10回のペースで毎日配信している。公式ブログもほぼ毎日更新し、メールマガジンは週2回発行。これらをツイッターと連動させ、フォロワーを大会参加につなげたい考えだ。
公式サイトでは参加協力のお願いとして、まず祈祷カードの使用を呼び掛けている。大会の参加目標は各集会8000人。祈祷カードには一枚あたり8人分の名前が記入できるようになっている。カードの半分は切り取って大会事務局に無料で郵送できる。送られてきたカードは大会事務局で大切に保管され、大会の祈祷スタッフが名前を挙げて祈っている。毎週水曜午後7時から8時には定時祈祷も継続中だ。祈祷カードは、公式サイトの専用フォームなどから大会事務局に申し込めば、必要部数が無償かつ送料無料で何度でも届けられる。
また、当日のボランティアとして、(1)聖歌コーラス、(2)ゴスペルコーラス、(3)会場スタッフ、(4)カウンセラー、(5)祈祷スタッフを募集している。参加は公式サイトの専用フォームから簡単に申し込むことができる。
聖歌コーラス、ゴスペルコーラスは、自由参加の事前練習を複数の会場で行っている。会場や日程、課題曲などは大会サイトで確認でき、最新情報も随時更新されている。カウンセラーと祈祷スタッフも、クリスチャン限定で各集会それぞれ500人以上を必要としている。大会事務局では、大会直前に登録が集中しないため、なるべく早めの登録を呼び掛けている。
また、寄付による支援も呼び掛けている。公式サイトから申し込めば、大会の口座情報などを即座に受け取ることが可能だ。
大会は参加無料。入場には、大会共通の入場整理パスを予約するか、大会当日の現地受付が必要。事務局は、大会のチラシとあわせて入場整理パスを配布する教会や個人を募集している。こちらも公式サイトから簡単に申し込むことができる。
祈祷カードやボランティア協力などの各種申し込みは電話やファックス、メールでも受け付けている。問い合わせは、大会事務局(電話:03-6908-7412、FAX:03-6908-7413、メール:[email protected])まで。