【CJC=東京】夏の暑さにローマを訪れる観光客やローマ市民は軽装がほとんど。バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ大聖堂に入ろうとすると、ショーツ姿の男性や肩・膝を露出した女性はスイス人衛兵に制止されていた。
聖なる場所に立ち入る心得として、納得する人が多かったが、バチカンは「ドレスコード」(服装規制)を市国全体に広げることにしたようだ。
市国と言ってもローマ市内の一角だけに、意識せずに立ち入る人もおり、境界線付近で衛兵に制止されてとまどう人も。処方箋を持って薬局へ行ったり、郵便局で手紙を出したり、売店でみやげものを買うためだけでも、軽装はだめとされては、不便この上ないが・・・・・・。