「エジンバラ100周年記念・世界宣教東京大会」(会場:中野サンプラザ)3日目の13日。この日も世界の宣教団体の代表らが朝から夜まで信仰を語り合った。
午前8時半からの基調講演では、初めに韓国のイ・チョンヨン博士が車椅子で登壇。世界各地で行ってきた宣教の働きや、手術を受けるなどしてきた自らの辛苦を語りつつ、イエス・キリストの愛と神の能力を証しした。また、この日は大会会長の奥山実氏も講演し、仏教と神道が混在する典型的な日本人の宗教意識を解説。その中で如何に福音を伝えていくのかについて展望を語った。
午後には2日目と同じく分科会の時間が持たれ、夕方には、日本各地で大規模伝道集会「ラブ・ソナタ」を主催し日本宣教に大きく貢献しているハ・ヨンジョ氏(韓国オンヌリ教会主任牧師)を講師に迎えての集会が開かれた。
ハ・ヨンジョ氏は、100年前に開かれた「エジンバラ世界宣教会議」の後、数多くの宣教団体が生まれて福音が広がっていったことから、今回の大会が次の100年を歩む世界宣教の地図を描いていくものとなるべきだと述べた。
また、宗教多元主義の世界の中でキリスト教指導者が聖書の御言葉に戻らなければならないことと、教会の基本は宣教であることを強調。そこに命を懸けない教会は力を失い、死んでいくだけだが、宣教に命を懸ける時、神が奇跡を起こして下さると力強く語った。