生駒聖書学院(奈良県生駒市、榮義之院長)恒例の「クート記念聖会」が29日、同学院で開催された。聖会は同学院の創設者、レオナード・W・クート氏を記念するもので、今年で41回目。カネボウ薬品元会長の三谷康人氏が講演した。
三谷氏は、3度も致命的な降格や左遷を経験したにもかかわらず、信仰を貫き通して国内トップ企業の会長にまで昇進した自身の貴重な体験を証し。会場には約150人もの聴衆が詰め掛け、熱心に耳を傾けていた。
イギリス人ビジネスマンであったレオナード・W・クート氏は1929年、召命を受けて同学院を設立。教団も母教会もなく「不可能は挑戦となる!」を標語に掲げ、在日55年の生涯すべてを日本宣教にささげた。クート氏の召天後、同学院が記念の聖会を毎年開いている。
同学院では、体験入学生や聴講生の申し込みを随時受け付けている。問い合わせは、同学院(住所:〒630‐0243 奈良県生駒市俵口町951、電話・FAX:0743・74・7622、メール:[email protected])。