6度のグラミー賞受賞経験を持つ世界的トップクワイア「ブルックリン・タバナクル・シンガーズ」(以下、BTS)が2月28日、当日午後7時の公演を前に会場の埼玉・川口総合文化センターリリア・メインホールでワークショップを開催した。東京でのワークショップ開催は今回が初めて。参加者したあるノンクリスチャンの女性は、「(最初にBTSの賛美を聴いたとき)『凄い!楽しい!』と思った」「当たり前のことを当たり前に思わない、いつも感謝して生きるクリスチャンの方の生き方を、私も大切にしたい」と感想を語った。
参加したのは、当日の公演にあわせて一般応募で集められた日本人クワイアチームのメンバー170人。昨年10月から毎月練習を重ねてきた。
ワークショップでは、賛美リーダーであるキャロル・シンバラ師の指導でソプラノ、アルト、テナーとパート毎に分かれて「I’m Amazed」「Hallelujah, You're Worthy」の2曲を練習。楽譜を使わず、賛美リーダーが手で音の高さを表しながら繰り返し歌い、体に覚えこませるという独特の学び方で各パートのメロディを覚えていった。
BTSのコンサートでは、曲の演奏だけでなく出演者自身が神の愛と救いの素晴らしさを会衆に証している。
練習中もシンバラ師は、「私たちがイエス様の正しい関係に導かれる前はこころの中に空洞がありました。しかし、イエス様を受け入れたとき、喜び、情熱、生きる力を与えられた。永遠のいのちを与えてくださいました。私たちはイエス様と永遠に賛美をささげることができます」と福音のメッセージを伝えていた。
参加者たちは、「国や言語が違っても、神様へささげるこころでひとつになれる賛美はすばらしいです」(アルト・女性)「キリストを伝えたいという純粋な思いと、伝えるということの喜びを感じました」(テナー・男性)「互いに知らない人の集まりがひとつの曲をつくり上げる一体感に感動します」(ソプラノ・女性)などと感想を語った。
シンバラ師は、「一人でも多くの人がイエス様を知ることができるように、私たちは福音を伝えています。私たちの力は、み言葉から、祈りから来るものです。神様の約束を信じて、世界中どこででも、いのちであり、道であり、真理である神様の福音を伝えたい」と話した。