岡山県内の約80教会が協力する伝道大会「クリストファー・サン国際大会・イン・オカヤマ」(同実行委員会主催)が17日、岡山ドームで開幕した。夜のメイン大会には約1000人が来場。聖書のメッセージを聴き、イエス・キリストを救い主と受け入れた大勢の来場者が信仰を告白した。
夜のメイン大会でサン氏は、「(モーセの)十戒を守りつづけることはだれにもできない」と語り、人間が自らの行いによっては神の前に義とされる道がないことを示した。そのうえで、罪のないイエス・キリストが十字架にかけられることによって、すべての人の罪があがなわれたことを強調。「イエス・キリストを信じて受け入れるとき、あなたのすべての罪がゆるされ、神の子として立つことができる」と説いた。
サン氏は、世の中がどれだけ暗いとしても、「(イエスに)希望がある」と強調。「イエスを信じて永遠の御国に入るか、イエスを受け入れることができずに恐ろしい裁きの火に投げ込まれるか、すべては一瞬のうちに定められていく」と述べ、罪を悔い改めてイエスを救い主として受け入れるよう呼び掛けた。
大会にはテコンドー銅メダリストの岡本依子さんも応援に駆けつけ、自身がイエス・キリストを信じて救われた体験を告白。クリスチャンとしての今の生活がすばらしい恵みに溢れていることを証しした。
大会は18日まで2日間の日程で行われる。18日午後2時半には、北朝鮮による拉致被害者家族の横田早紀江さんを迎えての特別講演会、午後5時半には、プロゴルファーの中島常幸さんなどをゲストに迎えて最後のメイン大会が開かれる。