ブラジル・リオデジャネイロを襲った豪雨で、巨大キリスト像の立つ観光名所「コルコバードの丘」への登山道でも土砂崩れなどが発生し、地元当局は13日までに、丘への通行を全面的に禁止した。
丘のある国立公園内の約300カ所で土砂崩れや倒木が起こったことから、当局が通行禁止を決定。自然災害により丘へのアクセスが閉鎖されるのは、1931年にキリスト像が建てられて以来初めてという。
キリスト像は2月末から6月完了予定で修復工事中だったが、今回の災害で中断され、再開のめどは立っていない。なお、豪雨による像への直接的な被害は出ていないという。