今年創立200周年を迎えたカンバーランド長老教会(CPC)の日本中会は6月11日から同18日にかけて、発祥の地であり本部のある米国テネシー州メンフィスへの記念ツアーを行う。
CPCは1810年、米国テネシー州およびケンタッキー州に起こったリバイバル運動の中で合衆国長老教会から分離・独立して誕生。名称は両州にまたがる地域が当時「カンバーランド・カントリー」と呼ばれていたことに由来する。
非常に伝道熱心で、急成長を遂げ、1900年には会員が20万人にもなった。日本における働きは明治時代から始められ、大阪、和歌山、三重を中心に活発な伝道が行われた。
また、国境を越えて一つの教会を形成するという独自性を持ち、現在米国を始め、コロンビア、リベリア、香港、日本などに計約800の教会を有している。
ツアー参加者は、現地で行われる記念行事に出席する。