インドの貧しい人々への慈善活動に尽力したマザー・テレサ(1910〜97年)の生誕100年を記念した写真展が、神戸市中央区の神戸情報文化ビル2Fで開かれている。8日まで。
94年から95年にかけてカトリック六甲教会司祭の片柳弘史氏がインドで撮影したマザーの写真約75点を中心に、マザーの残した言葉などを展示している。25日の開会式では、片柳氏や呼びかけ人の加藤隆久氏(生田神社宮司)らの挨拶の後、小林聖心女子学院などの子どもたち70人が写真展のテーマソング「大好きなマザー・テレサ」を合唱。午後には片柳氏のミニ講演会も行われ、初日は300人以上が来場した。
ミニ講演会は8日まで午後1時から毎日行われ、2日は土井病院・西江井島病院名誉院長の大島秀夫氏、6日はマザー・テレサ共労者会六甲会長の阿部陽子氏が講演する。
入場無料。午前11時から午後7時まで(最終日午後5時まで)。問い合わせは、神戸YMCA本部事務局(078・241・7201)。