【ジュネーブ=CJC】世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事と世界福音同盟(WEA)のジェフ・タニクリフ国際部長は3月3日、ジュネーブのエキュメニカル・センターで会談、キリスト教をめぐる共通の関心を討議した。
2人は、2007年にケニアのリムルで開催された『グローバル・クリスチャン・フォーラム』で顔を合わせてはいるが、トゥヴェイト氏がこの1月にWCC総幹事に正式就任してからは最初の会談となった。
両者は、宣教、伝道、継続中の活動、カトリック教会も対象にした改宗に関する行動基準など共通の関心と協力の分野について討議した。
トゥヴェイト総幹事は、「わたしたちは、すべてのキリスト者が一つとなるように共通の召しがあり、互いの関心に敏感になりたい、と確信した」と述べた。
タニクリフ部長は、「この重要な会議は、伝道、信教の自由、弱者に対する思いやりなどへの理解を共通にするために役立った。わたしたちは、WCCとの継続的な対話を期待している」と語った。
また両者は、『グローバル・クリスチャン・フォーラム』を、正教会、カトリック教会、聖公会、プロテスタントの間の出会いと対話の機会を提供する場として、WCCとWEAが支援を継続することを確認した。