車椅子利用者のメンバーらで構成されるゴスペルグループ「コールベテスダ」が28日、健常者と障害者によるバリアフリー・オーケストラ「響(ゆら)」とともに淀川栄光教会(大阪市東淀川区)で開かれるコンサートに出演する。
コールベテスダは十数年前、同教会牧師の山中一正氏が理事長を務める社会福祉法人「身体障害者自立協会」に通う車椅子利用者らがメンバーとなり結成。その後、指導者不在で休眠状態になっていたが、昨年教会で開かれたクリスマスイベントで歌う楽しさを再確認した旧メンバーらが新たな仲間を集め、10代から50代の約20人で再び活動を始めた。
コールベテスダのコンサート出演について報じた産経関西によると、今回のコンサートは身体障害者自立協会職員で響の団長である仲川一昭氏が、日頃の練習の成果を披露してもらおうとコールベテスダに共演を呼び掛けて実現。当日は「きみは愛されるために生まれた」など2曲を披露する。
午後2時開演で参加無料。問い合わせは、同教会(電話:06・6327・5805)まで。