インドの貧民街で、もっとも貧しく、死に近い人々のためにすべてを捧げた「マザー・テレサ」。「マザー・テレサ」の「マザー」は修道院長としての称号ではなく、世界の「お母ちゃん」としての愛称だったのです。
世界のお母ちゃんは、じつに深く、そして愛のこもった言葉を数多く、わたしたちに遺してくれました――「親切と関係なく奇跡をおこなうことより、親切すぎてまちがいを犯すことのほうがましです」「たとえたった一人しか助けられなかったとしても、それだけで活動をする充分な理由になります」。
この世の中でもっとも不幸なことは、だれからも必要とされず、だれからも愛されていないという心の貧しさだと語ったマザー・テレサ。来日したおり、マザー・テレサは、一見、貧しさとは無縁のこの日本でも、貧しさと心の飢えははびこっていると語ったとされます。
マザー・テレサが天に召されてから12年、ますます心の貧しさが増殖しているようなこの時代に、再び、マザー・テレサの愛のこころに触れてみませんか。生誕100年を記念して、装いもあらたに復刊する、マザー・テレサの貴重な箴言集。マザー・テレサの生きた言葉が、心を癒し、胸の奥にじわじわと染み込んでゆきます。(購入する)
著者: | ベッキー・べネネイト |
訳者: | アンセルモ・マタイス、奥谷俊介 |
価格: | 税込1,575円 |
出版社: | 主婦の友社 |
発売日: | 2010年3月29日 |
ページ: | 132ページ |
【著者紹介】
ベッキー・べネネイト:英国生まれ。1991年に米国に移り住む。ニューワールド・ライブラリー社の編集担当役員で本書を含め、マザー・テレサ関連書籍を2冊編集したほか、多くのベストセラー小説も手がける敏腕編集者。