関西学院大学(兵庫県西宮市)の学生15人が1日から13日まで、被災地交流として、11年前の地震で被災したトルコのコジャエリ大学を訪問する。読売新聞が伝えた。
同交流は昨年10月、芸術を通じてトルコを支援するNPO法人の副代表理事が関学で講演したことなどから企画。外務省の「2010年トルコにおける日本年」の記念事業にも認定された。
現地では、両大学の学生が共同でテーマを出し合い、「日本では裁判で冤罪があるのか」「過労死はあるのか」などについて話し合うほか、8日にはキャンドル約1000個を灯して地震犠牲者の追悼行事を実施。9日には両国の歴史や文化の違いを取り上げた紙芝居の上演も予定している。