日韓併合条約締結から今年でちょうど100年目を迎えるのを機会に、韓国のキリスト教放送局CBSなどが主体となり、両国の和解と連合をテーマとした「日韓宣教大会・日本大会」(横田武幸実行委員長)を3月8日〜9日、長崎県佐世保市で開催する。
大会では両国教会間の姉妹教会締結も行われ、大会組織委員会・韓国側主席大会長の丁聖鎭(チョン・ソンジン=聖なる光クァンソン教会牧師)氏は、「日韓の教会がキリストの愛と赦しによって霊的に一致し、聖霊の目覚しいリバイバルのわざが起こることを期待します」と語った。
大会では初日の8日、連合聖会でチョン氏がメッセージを伝え、9日には日韓の講師による宣教セミナーが行われる。日本からは、中島秀一氏(日本福音同盟理事長)や大川従道氏(大和カルバリーチャペル主任牧師)、市村和夫氏(インターナショナルVIPクラブ代表役員)らが講演する予定。
韓国ではすでに昨年9月に大会が開催されており、10の姉妹教会締結が結ばれた。主催者側は、日本大会での締結を含めて100組の姉妹教会誕生を目指しており、日本の教会に参加を呼び掛けている。
大会後の10〜11日には長崎のキリシタン殉教地を巡るツアーが行われる。CBSでは約6年前から同様のツアーを実施しており、これまでに韓国から約2000人のクリスチャンがツアーで日本を訪問。殉教の地を踏み、空気に触れることで信仰の炎を再び燃やす参加者が多数いるという。
日本大会は、長崎県観光連盟や佐賀県観光連盟、佐世保観光コンベンション協会が後援している。
日本大会に関する問い合せは、CBS日韓連合宣教大会組織委員会・日本事務局(住所:〒856‐0046 長崎県大村市木場2‐670‐6 長崎インターナショナル教会内、電話・FAX:0957・52・3140、メール:[email protected])まで。