物議を醸しつつ世界中で大ヒットしたダン・ブラウン氏の小説「ダ・ヴィンチ・コード」の続編「ロスト・シンボル」日本語版が来月3日、発売されることが決まった。
「ロスト・シンボル」はロバート・ラングドン(主人公の名前)シリーズの第3弾で、主人公が秘密結社「フリーメイソン」をめぐる謎を追うストーリー。8000万部の売上げを記録した「ダ・ヴィンチ・コード」に続く成功を狙い、米国、英国、カナダでは初版から500万部を印刷。発売後2週間で200万部を突破し、既に60万部の重版が決まっている。
同シリーズの映画化は「ダ・ヴィンチ・コード」(06年)、「天使と悪魔」(09年)の順となったが、原作は「天使と悪魔」(2000年)、「ダ・ヴィンチ・コード」(03年)、「ロスト・シンボル」(09年)の順となっている。
同シリーズは、反キリスト教的であるとしてカトリック教会などから激しい非難を浴び、映画化に際しては教会での撮影が拒否されるなどしてきた。