【CJC=東京】1628年、ニューアムステルダム(現ニューヨーク)にオランダ西インド会社が建設した米国では最古のカレッジエイト教会(協同教会)の会員が、先住民に対し400年前に行なった虐殺と立ち退き強制について、レイナピー族の代表に謝罪し和解する式典が11月27日、マンハッタン南部のアメリカ・インディアン国立博物館(元税関)前のボウリング・グリーン広場で行われた。
当日は『アメリカ先住民遺産日』としてこの6月にバラク・オバマ大統領が署名して成立して最初の記念日。
和解のための式典は『ヒーリング(癒し)・タートル・アイランド』と名づけられているが、ヘンリー・ハドソンが「発見」した当時のマンハッタン島を先住民が『亀島』と呼んでいたという。
ロバート・チェイス牧師は、「私たちはあなた方の資源を売り、人間扱いせず、その文化を軽視した」と語った。
同博物館のあるボウリング・グリーンはブロードウエーの南端に位置している。ブロードウエーは400年前には先住民の街道だった。