2010年はマザー・テレサ生誕100年の年にあたります。世間に見捨てられ、病気になってもだれからも手を差しのべられず、すでに治療も手遅れで路上に倒れた人を献身的に介護して、ひとりきりでは死なせなかったマザー・テレサ。「あなたは、この世に望まれて生まれてきた大切な人なのですよ」というメッセージを、死の間際だからこそ、どうしても伝えたかったのです。本書は、マザー・テレサの残した言葉や語り継いでいきたいエピソードを、とくに若い人に向けてまとめたメッセージブックです。「生まれてこなければよかった」と考えたことのある小中学生が、けして少なくないといういまの日本。「自分がこの世で不必要な存在だ」と考える人を放っておけなかったマザー・テレサの思いを、日本の若者、小中学生、高校生に伝える本です。マザー・テレサの写真は、だれもが人に愛され、人を愛することができるのだと教えるように、微笑んでいます。(購入する)
著者: | 中井俊已 |
価格: | 税込1,050円 |
出版社: | PHP研究所 |
発売日: | 2009年11月19日 |
ページ: | 110ページ |
ISBN: | 4569780091(ISBN‐10) 978-4569780092(ISBN‐13) |
【著書紹介】
▽ 「マザー・テレサ 愛の花束(PHP文庫)」(税込540円、PHP研究所)