全国かくれキリシタン研究会(山本勝敏会長)の第21回全国大会が24日、大分県竹田市で始まった。地元紙・大分合同新聞が伝えた。
この日は約150人の参加があり、長崎市の日本二十六聖人記念館館長デ・ルカ・レンゾ神父が「文化の対話としての宣教―キリシタン時代の宣教観」と題して基調講演。参加者は各地域での研究成果を発表した。
同研究会はその名の通り、日本全国の隠れキリシタン研究者の会で、年に一度研究成果を発表する全国大会を開いている。
25日は竹田市にある大分県指定史跡「キリシタン洞窟礼拝堂」などの視察が行われる。