【CJC=東京】ルーテル世界連盟(LWF)次期総幹事にチリのマルチン・フンヘ牧師(48)を10月26日選出した。
LWFは22日から27日までジュネーブ郊外で常議員会を開催した。アフリカから初めて総幹事にイシュマエル・ノコ牧師が1994年選出された。後任となるフンヘ氏はLWF指導者としては、中南米から初選出。
フンヘ氏は1980年から86年まで独ゲッチンゲンのゲオルグ・アウグスト大学でプロテスタント神学を学んだ。89年、チリ福音ルーテル教会(IELC)牧師に叙階、2000年までサンチアゴの2教会に奉仕した。1996年から2000年までIELC議長。同年9月からLWF宣教開発部門の中南米地域担当。不当な負債問題解消に取り組む地域教会の活動に貢献した。