日本プロテスタント宣教150周年を記念して11月に東京で開かれる世界宣教青年大会「すっと EZRA(エズラ) in Tokyo」(同実行委主催=米内宏明実行委員長、日本福音同盟(JEA)青年委員会、オンヌリ教会、淀橋教会協力)の当日の主なプログラムが決まった。27日午後7時の全体集会から始まり、28日は分科会、29日はアウトリーチ(野外伝道)や伝道大会(公開集会)が予定されている。分科会の大まかな内容も決まった。
この大会は、05年に東京で開かれた「すっとKANTO」(同実行委主催)を支えた牧師たちを中心に、韓国オンヌリ教会の協力のもと日韓合同の青年大会として開催するもの。JEA青年委員会の協力で行われた「すっとKANTO」では、5つの全体集会のほか、ゴスペルワークショップ、世界宣教レポート、靖国ツアー、伝道セミナーなど26の分科会が行われ、大会2日目の夜に行われたワーシップ・セレブレーションには関東を中心に青年たち1000人以上が参加。3日目最後の全体集会では、語られたメッセージに心打たれた青年たち50人以上が、牧師や宣教師として神に仕えることを決心した。
今回の大会では、初日(11月27日)と2日目(同28日)の両日午後7時から全体集会を開催。27日は大野キリスト教会牧師の中澤信幸氏、28日はオンヌリ教会で大学青年連合本部長を務めるイ・サンジュン氏が講演を予定している。最終日(同29日)午後6時からの伝道大会では、ニューホープ横浜教会牧師の山口武春氏がメッセージを伝える。
スペシャルゲストとして、テレビ朝日系全国ネット「ストリート・ファイターズ」の番組内ランキングで人気投票全国3位を獲得した実力派バンド「サルーキ=」や、「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンも絶賛した韓国のメガヒット曲「君は愛されるため生まれた」を手がけた作詞・作曲家のイ・ミンソプ氏、98年にフォークデュオ「Lot」としてモス・クリスマスソングコンテストのグランプリを受賞した神山みさ氏を迎える。
大会2日目に予定されている分科会は、▽宣教の現場から(主題「神の国、アジアではいま―青年よ、アジアへ―」)▽宣教ツール(主題「この時代にとどくために―そのスキルを主のために―」)▽青年宣教(主題「青年の青年による青年のための伝道―いま、一つになるからこそ Yes, you can!―」)▽職業進路(主題「主のプランは?―主の光を、この社会へ―」)▽性・恋・愛・結婚・ドラッグ(主題「孤独から逃れて、十字架のきずなへ―「君は知っていますか?赦し」―」)▽ワーシップ(主題「主をよろこび祝うことこそ―より深まるワーシップ―」)▽献身(主題「主に呼ばれて―こうしてわたしは、神学生になりました―」)などがテーマとして挙げられている。
参加対象は高校生から39歳まで。登録費は1000円(公開集会を除く全期間、支払いは当日受付で)。主会場は東京都新宿区百人町1-17-8のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会。問い合わせは、同実行委員会(電話・ファックス:042・737・7885)。