ネパール東部ダーランで29日夜、教会付設の簡易宿泊所が倒壊し少なくとも23人が死亡、63人が負傷した。CNNなどが同国警察当局からの情報として伝えた。
簡易宿泊所は教会で開催中の会議出席者のために竹で造られたもので3階建て。当時200人以上が泊まっていた。詳しい倒壊の原因は明らかになっていないが、過剰収容と大雨が原因ではないかとの見方が出ている。
同国は世界で唯一ヒンドゥー教を国教とする国だったが、2008年の王制廃止に伴い、国教も廃止。しかしながら依然としてヒンドゥー教徒が国民の大多数を占めており、キリスト教徒はわずか2.4%にとどまっている。