【CJC=東京】米オハイオ州に住む原理派イスラム教徒が、キリスト教に改宗した17歳の娘リフカ・ベリーさんを殺すと語った。経典クルアーン(コーラン)やムハンマドの言行録ハディースによると、他の信仰に改宗することは“背教”であり不名誉だから、と言う。
リフカさんは7月に家出していたが、警察が携帯電話やコンピューターの記録から、フロリダ州オーランドにあるグローバル・レヴォリューション教会のブレイク・ロレンツ牧師のもとにいることを突き止めた。2人はインターネット上の「フェースブック・プレヤー・グループ」で知り合ったという。
リフカさんの家族はスリランカ出身。脅迫などは絶対していない、と語っているが、フロリダ州当局は身柄を家族のもとに送り返すか、オハイオ州の社会福祉関係者に委ねるか検討中。結論が出るまでリフカさんはフロリダ州で保護下に置かれる。