【CJC=東京】「宗教の自由のための国際賞」が、バプテスト世界連盟(BWA)前総幹事のデントン・ロッツ氏に6月18日、ワシントンで開かれた第7回「宗教の自由年次夕食会」の席上授賞された。同賞は雑誌『リバティー』、『国際宗教の自由協会』(IRLA)、セブンスデー・アドベンチスト教会などが運営している。
ロッツ氏はBWA総幹事を2007年に退任した際、名誉総幹事に推挙された。現在はIRLA会長。
授賞理由に「教会の指導者、『教会の政治家』として、宗教の自由を自らの宣教の主要な焦点とした」ことが挙げられている。
ロッツ氏は、約300人の参会者を前に、バプテスト運動が400年前の1608年に起こって以来、宗教の自由護持に果たして来た役割を認められたものと思う、と語った。バプテストは反体制的なスタンスと良心の自由護持のためにしばしば迫害されてきた、「バプテストは迫害されたグループだ」と言う。「宗教の自由が否定される所では他の全ての自由も否定される」とロッツ氏は語った。