【CJC=東京】米改革派教会(RCA)は6月8日、24年にも及ぶ検討の後に『ベルハル告白』を一致の基準の一つとして採択した。ハイデルベルク教理問答、ドルト信仰箇条、ベルギー告白などの歴史的な基準に合わせることになる。
総会は、同告白と関係した様々の提案への認識を深めるため分科会に分かれ協議した。その後2時間にわたって賛否両論が交わされ、立ち上がり黙祷した後に投票した。
これで同派の『教憲書』に『ベルハル告白』も加えることになるが、それにはクラス(教区)46の3分の2以上の批准が必要とされている。総会では「ベルハルと私たちの召し」という文書を教会、クラス、大会に推奨する提案も採択された。
総会は次期総会議長にニューヨークのブライトン・ハイツ改革派教会牧師のジェームス・シーウッド氏を、副議長にオハイオ州ブルンスウィック改革派教会牧師のドン・ポースト氏を選出した。