ツルネン・マルテイ参院議員は25日、日本言語政策学会(会長:田中慎也・桜美林大学元教授)の関東地区月例研究会に出席し、「外国人と共に生きる秘訣」と題して講演した。
ツルネン氏は、来日から帰化、政界進出というこれまでの経験の中で学んだことや、外国人への差別や外国人参政権をめぐる問題、多文化共生の重要性などについて話した。
ツルネン氏は64年、27歳でキリスト教会の宣教師として来日。79年日本に帰化し、92年には52歳で湯河原町議会議員に当選した。02年参院議員に繰り上げ当選、07年参院選で当選。2期目。
同学会は、言語問題への意識を高めつつ、それにどのように対応すべきかを討議する学際的な研究の場として設立。年1、2回のペースで研究大会を開催しているほか、関東と関西で月例の研究会を開いている。