ボツワナはアフリカ南部に位置する内陸国で、1966年に英国から独立した。比較的低い汚職率で知られ、政治的な安定があり、民主主義が機能している。経済はダイヤモンド産業に支えられており、近年は観光やサービス業の発展にも努めている。自然環境が豊かで、カラハリ砂漠やオカバンゴ・デルタなどが有名だ。
ボツワナはキリスト教が圧倒的多数を占める国で、特に福音主義的なプロテスタントが広く信仰されている。バプテスト、ペンテコステ、メソジストなどの教派が活動しており、個人の救いや聖書中心の信仰が重視されている。一部、伝統的な土着宗教との融合も見られるが、都市部を中心に福音主義の影響力が拡大している。また、教会は教育・福祉など社会的役割も果たしており、国の安定に貢献しているのだ。
昨年の選挙では、独立以来58年間続いた与党が大敗を喫した。新政権への移行は平和的に行われた。これはボツワナの政治的安定性と誠実さを示すものだ。国家プログラムである「ビジョン2036」は、「全ての人に繁栄を」という目標を掲げ、持続可能な環境、人間および社会の発展、良き統治と平和を含んでいる。このビジョンが実現するように祈ろう。
現在のボツワナの安定が続き、社会の発展とともに、豊かな救霊の業がボツワナにもたらされるように祈っていただきたい。
■ ボツワナの宗教人口
プロテスタント 42・9%
カトリック 4・0%
土着宗教 32・6%
イスラム 0・45%
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