【CJC=東京】米国の経済危機にも関わらず、プロテスタントの礼拝出席者が減らず、献金にも力を入れていることが、キリスト教関連調査機関「ライフウェイリサーチ」の2月の調べで明らかになった。牧師1000人に対する調査では2008年の献金額は前年より4%増加している。
回答教会の26%では献金額が1割以上増加。逆に1割以上減少したのは12%だった。
ただ回答者の半数以上が、教会も不況の影響を受けていると回答、「猛烈に影響を受けた」との回答も7%あった。影響なかったのは3割。
一方、失業や経済的不安などから、教会に助けを求める人々が全米各地で増えていることが明らかになった。62%が信者以外の人々からの支援要請が増えたと回答。信者からの支援要請が増えたという回答は31%だった。また4割の教会では信者に失業している人がいると答え、37%は生活に困った人への教会からの支援額が増えたと答えている。