「戦場のピアニスト」の監督として有名なロマン・ポランスキーの妻で女優だったシャロン・テートを含む計8人を虐殺し、全米を震撼させたカルト集団「マンソン・ファミリー」の指導者、チャールズ・マンソン受刑者(74)の近影を、カリフォルニア州の刑務所が先月発表した。AFP通信などが伝えた。
マンソン受刑者は、聖書を独自に解釈し、女性は罪人であると信じ込んでいたとされている。家出した少女を集めて「ファミリー」として集団生活を行い、69年のシャロン・テート事件など数件の残虐な事件を計画。ファミリーのメンバーに実行を命令していた。
終身刑の囚人として現在も収監されている。近影発表は、受刑者の写真更新に伴うもの。