人生は、思い通りにいかないから楽しいのではないでしょうか。神は、人生に味付けをするかのように、時々試練を与えてくださいます。ちょっとスパイスが効き過ぎに感じることがあるかもしれませんが、それくらいでないと、現状にあぐらをかいたり、眠りかけたりしていたことにも気付かないものです。
神がなされることは、いつも正しく最善です。この事実を忘れさえしなければ、感謝ができるし、幸せでいられるはずです。しかし時には、さすがに感謝できないということもあるでしょう。そのときには、感謝できるまで祈りましょう。心に平安がなければ、心に平安を感じられるまで祈ってください。
祈りとは、神との対話です。祈らないと自問自答することになり、ネガティブな考えのループにはまり、心がつらく、苦しくなってしまいます。祈らないと心が不安になり、不平不満や恐れが心にやって来るので、的外れで場当たり的な行動を取るようになり、悪循環のドツボにはまってしまいます。
祈りとは、今いるところから神を見上げ、神に語り、さらに神と交わることです。神は全知全能であり、愛と正義をもって交わり、助けてくださるのに、それをしないということは史上最大の損失です。
そして、神に祈り、神と交わり、神と共に歩む生き方こそ、私たちの本来のあるべき姿なのです。今、神を見上げて、神に祈り、神と交わってください。そうしたら、全てのマイナスがプラスになっていて、好循環していることに気付くはずです。
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙 8章28節)
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