スウェーデン国会は1日、同性による結婚を認める法案を可決した。同国では、95年から登録パートナーシップ法により、同性カップルも一般夫婦と同様の法的立場が認められていたが、今回の法案可決で同性者同士の婚姻関係が正式に認められることになる。施行は5月1日から。AFP通信などが伝えた。
法案は349議席中、賛成261、反対22、棄権16、欠席50で可決。この問題を巡っては、スウェーデンの主要7政党のうち4政党で意見が分かれていた。キリスト教民主党は最後まで反対したが、最終的に6政党が賛成に回り可決された。