インドネシアの北スマトラ州シベアベア丘に、信仰と芸術の驚くべき結晶として、世界で最も身長の高いイエス・キリスト像が建立された。この像は、リオデジャネイロの象徴的な「コルコバードのキリスト像」を20メートル以上も上回り、今年9月19日に正式に除幕されたのだ。
この壮大なモニュメントは、キリスト教信仰の新たな世界的シンボルとなり得る。広げられた腕は、キリストの無限の愛と全ての人々への受容を象徴している。この像は、霊的な内省と新生への招きを表現している。
また、この像はインドネシアの宗教間調和への取り組みも象徴しており、既に多くの観光客や巡礼者を引きつけ始めている。このイエス像は、インドネシアにおける3番目のイエス像であり、他の2つは「キリストの祝福像」(50メートル)とスラウェシ島にある「イエス・ブントゥ・ブラケ像」である。
イスラム教多数派の国でこのような試みがなされることに感謝だ。インドネシアのキリスト教信仰がなお力強く花を咲かせることができるように祈っていただきたい。
■ インドネシアの宗教人口
イスラム 80・3%
プロテスタント 10・8%
カトリック 3・1%
儒教 0・9%
仏教 0・4%
ヒンズー教 1・3%
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