7月8、9日に神奈川県のパシフィコ横浜で開催される「日本プロテスタント宣教150周年記念大会」(同実行委主催)で、9日の基調講演・パネルディスカッションと分科会の詳細が決まった。9日午後1時半の基調講演では、説教塾主宰の加藤常昭氏、東京女子大学学長の湊晶子氏が講演。同時間に別会場で開かれる10の分科会では、各分野の第一線で活躍する20人が講演する。
基調講演・パネルディスカッションは、前半と後半の二部構成となっており、前半は加藤常昭氏が「日本の教会の歩み」と題して講演する。パネリストは、在日大韓基督教会の朴寿吉総幹事、日本ルーテル神学校の江藤直純校長、イムマヌエル高津キリスト教会の藤本満牧師、日本アイ・ビー・エムの北城恪太郎最高顧問の4人。
後半は、湊晶子氏が「日本におけるキリスト教教育の歩み」と題して講演し、パネリストとして、聖学院大学の永井理恵子准教授、国際基督教大学の古屋安雄名誉教授、恵泉女学園の木村利人学長の3人が参加する。
基調講演・パネルディスカッションと同時間に別会場で開かれる分科会は、▼音楽を通じての宣教、▼信仰と学校教育、▼社会福祉・医療と宣教、▼政治・経済とキリスト者の関わり、▼日本の神学の歩み、▼メディアを通じての宣教、▼信徒伝道、▼海外宣教、▼教会学校と青少年伝道、▼文書伝道の計10のテーマに分かれている。
「音楽を通じての宣教」では、小坂忠氏(ミクタム・ミュージック・ミニストリー代表)と柳瀬洋氏(ユーオーディア代表)、「信仰と学校教育」では、稲葉寛夫氏(チア・にっぽん代表)と平塚敬一氏(立教女学院中学校高等学校校長)、「社会福祉・医療と宣教」では、山崎美貴子氏(神奈川県立保健福祉大学学長)と白方誠彌氏(淀川キリスト教病院名誉院長)、「政治・経済とキリスト者の関わり」では、佐々木満男氏(国際弁護士)、藤田幸久氏(参議院議員)、「日本の神学の歩み」では、近藤勝彦氏(東京神学大学学長)、倉沢正則氏(東京基督教大学学長)、「メディアを通じての宣教」では、村上宣道氏(太平洋放送協会(PBA)理事長)と有田睦美氏(ジーザス・コミュニケーションズ・ディレクター)、「信徒伝道」では、市村和夫氏(インターナショナルVIPクラブ代表役員)、滝山博行氏(鍼 覚王院シャローム治療室院長)、「海外宣教」では、大宮溥氏(日本聖書協会理事長)と竹内宣雄氏(ラブ・アジア・ミッション設立者)、「教会学校と青少年伝道」では、内越言平氏(愛隣チャペルキリスト教会主任牧師)、古谷正仁氏(日本キリスト教団蒔田教会牧師)、「文書伝道」では、渡部満氏(教文館代表取締役社長)、多胡元喜氏(いのちのことば社伝道グループ会長)が講演を予定している。