ホーリネス系の神学校である東京聖書学院で長らく教鞭を執った同学院名誉院長の小林和夫(こばやし・かずお)牧師が15日午後2時46分、死去した。91歳だった。同学院が17日、公式フェイスブックで発表した。
葬儀は、前夜式が21日午後6時から、告別式が22日午前11時半から、同学院(東村山市廻田町1-30-1)のチャペルで行われる。喪主は、妻の小林永子牧師。
また、9月30日午後1時から、同学院と日本ホーリネス教団の共催でお別れ会を予定している。葬儀はオンライン配信の予定はないが、お別れ会はユーチューブ配信を予定しているという。
1933年山梨県生まれ。同学院卒業後に渡米。アズサパシフィック大学、トリニティー神学校で牧会学修士号、ノーザンバプテスト神学校で神学修士号を取得。アズサパシフィック大学からは名誉法学博士号を授与される。帰国後、同学院で教鞭を執りながら、同学院教会の開拓伝道を開始。76年から27年にわたって同学院院長を務め、その後は名誉院長となっていた。
著書に、『新聖書注解・旧約3』『詩篇の力』『イザヤ書講解説教』『栄光の富』(全4巻)『小林和夫著作集』(全10巻)など多数。