謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに忍び合い、平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。からだは一つ、御霊は一つです。あなたがたが召されたとき、召しのもたらした望みが一つであったのと同じです。主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つです。すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父なる神は一つです。(エペソ4:2~6)
今日の聖書箇所から、神が働かれると私たちは一つになれることを知り、このことにこだわりを持ちたいと思います。私たちの人生には神様からの召しがあります。召しとは主からの呼びかけですから、それに応答しようではありませんか。召された私たちが、周りの人々とどのような人間関係を築いていけばよいのか、3つのポイントから学びたいと思います。
1. 人々と結び付く生き方を意識しよう!
これまでに歩んできた人生で、多くの人々と関わりを持ってきたことと思います。聖書は「謙遜」「柔和」「寛容」「愛」「平和」これらの言葉をもって、互いに結び付く生き方をしなさいと語っています。言い換えると「へりくだり」「優しさ」「親切」「いたわり、慈しみ」「穏やかさ、安らぎ」を持つこと。私たちの人生で、これらによって人を引き寄せる力を持った人間関係を構築したいと願います。
2. キリストのからだにおける “一つ” へのこだわり!
今は、大切な人ともバラバラになりやすい世の中です。だからこそ、私たちは信仰を働かせて、キリストのからだである教会が結び合わされて一つになることにこだわりたいと思います。一つの御霊ですから、一致するのが当然です。「一つ」ということにこだわり、価値を見いだしたいのです。
私たちは神によってキリストのからだ、その各器官とされました。それぞれが、なくてはならないからだの部分として一致と調和により素晴らしい働きをするのです。教会においては、違いを乗り越え、キリストのからだ、同じイエスを見上げる者として一つとされます。
3. キリストによって結び合わされる事実と恵み!
この「一つ」へのこだわりは、人間の希望や理想、単なるヒューマニズムに根ざすものとは根本的に違います。人間は罪人なので一つになることはできません。しかし、クリスチャンである私たちは、主によって一つにされることを断言できます。
一人一人がイエス様と不思議な方法で出会い、罪清められ、救われ、聖霊を与えられました。神の子どもとしての使命やビジョン、永遠の命が与えられているのです。それは希望ではなく、事実です。一つに結び付けるのは、キリストの愛。分断される時代にあって、キリストにあって一つとされている事実に感謝しましょう。
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