ゴスペルを歌いながら国際協力ができるという新しいコンセプトで活動している「NGOゴスペル広場」(東京都港区、ナナ・ジェントル代表)は、昨年5月の「チャリティー・ゴスペル・マラソン2008」開催以来、本格的に始まった同団体の1年間の活動を集大成するイベントとして、「第1回 GOSPEL FOR PEACE」を4月11日に東京都目黒区の「こまばエミナースホール」で開催する。
イベントでは、NGOゴスペル広場代表のナナ・ジェントルのほか、NGOゴスペル広場が運営するスタジオ「ゴスペルスクエア」の特別講師で、本格的な黒人ゴスペルシンガーであるシャニータ、元フジテレビアナウンサーの政井マヤらが出演。入場料に含まれる100円の寄付金の送り先を自分で選択できる「GP貯金箱」や、ゴスペルスクエアのメンバーが過去10カ月で貯めた国際協力資金30万円の使い道を投票で決める「ハッピー・ギビング」などユニークな催しが予定されている。
ゴスペルスクエアは、「楽しい時間のために使ったお金が、別の場所で大きな力になる」をコンセプトに、NGOゴスペル広場が昨年6月に渋谷でオープンしたスタジオで、これまでに10代から60代までの350人のメンバーが歌い集まる交流の場となっている。2月からは横浜、三重で支部として「サニーサイド・ゴスペル・クラブ」がオープンし、活動の場をさらに広げている。
「第1回 GOSPEL FOR PEACE」は、ゴスペルスクエアのメンバーらも出演するゴスペルコンサート、ナナ・ジェントルを講師とするゴスペルのワークショップ、入場料の一部が寄付されるなどの国際協力が3本柱のイベントで、当日は国際支援を行うNGO団体3団体によるブース展示も行われる。
4月11日(土)午後1時開場、同2時〜同5時まで。会場は「こまばエミナースホール」(東京都目黒区大橋2‐19‐5、電話:03・3485・1441)。入場料は1000円(内100円は寄付)。問い合せは、NGOゴスペル広場(電話:03・5428・8638)まで。