キリスト者学生会(KGK)は昨年設立60周年を迎えたのを記念して、設立40周年時にまとめた草創期からの歴史を新装の『それは教室から始まった』(三森春生・元KGK理事長著)として出版した。昨年8月に行われた60周年記念集会と、同時開催された国際福音主義学生連盟(IFES)東アジア地区大会(EARC)の映像DVDを合わせて限定500部で販売している。
KGKは敗戦後の1947年、空襲で教室が不足していたため日曜日でも授業が行われることになった早稲田大学で、当時学生であった尾山令仁氏(聖書キリスト教会東京教会会長牧師)が学校内で主日礼拝を守ろうと呼び掛けたことで始まった。
昨年の記念集会には、EARCと開催時期が重なったこともあり、OBも含めて約850人と多数が参加した。全国規模の働きをさらに展開しようと「60周年記念宣教献金」を募っており、KGKのサイトによれば昨年までに1800万円の献金が集まっている。目標額は3000万円で、募集は来年3月まで続く。
詳しくは、KGKの全国事務局(住所:101‐0062 東京都千代田区神田駿河台2‐1 OCCビル3F、電話: 03・3294・6916)、または各地区事務局まで。