7月8、9日に神奈川県のパシフィコ横浜で開催される日本プロテスタント宣教150周年記念大会(同実行委員会主催)の決起祈祷会が5月15日午後1時から、東京都渋谷区の日本基督教団聖ヶ丘教会で開かれる。当日は同実行委の3人の委員長も出席する予定。委員会では、広く参加を呼びかけている。
祈祷会では、祈祷委員会で現在祈られている祈祷課題を中心に、参加者が大会の成功をともに祈る。日本聖書協会の大宮溥理事長が説教する。
現在祈祷委員会で祈られている題目は、▼大会の委員長、事務局長、実行委員のため、▼実行委員会の祝福、▼プログラム、会場、動員と天候のため、▼講師陣、来賓、諸奉仕者のため、財政の祝福、▼イエス・キリストの祈り(ヨハネ17章)が実践されるように、▼大会が日本社会によき証となるように、▼宣教伝道において教会がひとつとなるように、▼諸教会の教勢の祝福と信仰の継承、献身者のため、▼次世代のため。
大会は、宣教師による日本のプロテスタント伝道が始まって今年で150周年を迎えるのを記念し、日本のあらゆる教団教派のプロテスタント諸教会が一つになって開催する一大記念行事。同実行委の委員長には、日本のプロテスタント教会の諸派を代表して山北宣久氏(日本基督教団・聖ヶ丘教会主任牧師)、峯野龍弘氏(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会主管牧師)、大川従道氏(大和カルバリーチャペル主任牧師)の3人が就任している。賛同団体はこの大会のほかにも、共通の標語やロゴを使用するなどして、一年を通じて様々な関連イベントを計画している。
昨年9月の決起大会で峯野委員長は、賛同者ら約230人を前に、「福音宣教的な視点に立って一つになって、宣教の大役を担い果たしていきたい」と教団教派を超えたプロテスタント教会の一致団結を呼びかけた。