日本聖書協会(JBS)は12日、日本における聖書普及事業が始まってから2025年で150年を迎えるに当たり、今後展開する記念事業などで使用する「JBS150年ロゴマーク」を発表した。
日本聖書協会は、スコットランド聖書協会、米国聖書協会、英国聖書協会の3つの聖書協会が設立したそれぞれの日本支社を前身とする。このうち、スコットランド聖書協会が最も早い1875(明治8)年に、日本支社として北英国聖書会社を横浜に設立。2025年はそれから150年となる。
ロゴはデザイナーの大濱美和さんが作成した。ロゴの四角いフレームは「永遠に変わらない御言葉」を表し、フレームの一辺は「十字架」を組み合わせたデザインとなっている。また、新約聖書から「草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない」(1ペトロ1:24~25)の言葉が添えられている。これは、「日本聖書協会がこれからも宣教の最前線を切り開いていくという強い決意」を示すものだという。
日本聖書協会は今後、さまざまな形で記念事業を展開する計画で、ロゴは2024年から使用していく。記念事業については、随時ホームページで告知していくという。