赤道ギニアは、政治的にも経済的にも異常な状況に直面している。大量の石油が埋蔵されている同国は、その利権を少数派が独占しているため、富の偏りが激しい。欧米の石油会社は、利益を上げるために人権を軽視する悪い政権と協力している。
汚職がはびこっているため、豊かな天然資源は本来国民のために使われるべきだが一部の人々を潤すだけだ。経済的公正と賢明な資源管理と分配が実現するために祈ろう。
石油ブームにより、キリスト信者やイスラム教徒を含む外国人が増えている。労働者として流入してきた外国人のキリスト信者が、この国の霊的・物理的ニーズに関わることができるように祈ろう。外国企業が現地の人々のためになるようなビジネスを行えるように祈ろう。
何より現地の信者と労働移民の信者が一つとなって、赤道ギニアの宣教が進むように祈っていただきたい。
■ 赤道ギニアの宗教人口
プロテスタント 3・3%
カトリック 80・3%
単立 4・0%
無宗教 2・6%
土着宗教 3・1%
イスラム 3・9%
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