精神障がいのある人を支援するNPO法人ハートフルトポスが主催するクリスマスフェスティバルが12月13日(水)、京都市右京ふれあい文化会館ホールで開催される。ハートフルトポスのグループホームで生活するメンバーによる演劇公演や、本場米国のゴスペルシンガーによるコンサートが行われる。
ハートフルトポスは、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ43:4)の御言葉を土台とし、精神障がい者のグループホームを運営している。単立・北山シャローム教会(京都市)の坪倉正史牧師によって2002年にスタートした。毎週、聖書を中心とした交流の時「リハビリフェローシップ」を持ち、その中で、イエス・キリストの愛を知り、その愛に包まれることで、これまでに医療・福祉では解決できなかった問題に癒やしと回復が与えられているという。
恒例となっているクリスマスフェスティバルは、演劇やコンサートを楽しむと同時に、障がいのある人たちと交わり、理解し合うときとなっている。プログラムは2部構成で、1部では精神科病院の長期入院からグループホームに入居したメンバーが変化の体験を語るほか、メンバーと職員による聖書劇が行われる。2部のコンサートでは、米国で活躍するゴスペルシンガーのジョン・フルカーとティム・ケプラー、マキーダが出演し、本格的なゴスペルのステージを披露する。
入場無料。開演は午後1時半(開場は同1時)。問い合わせはハートフルトポス(電話:075・432・8717)まで。会場へのアクセスの詳細はホームページを。