【CJC=東京】米宣教専門ANS通信によると、パキスタンでキリスト者弁護士ジャムシャイド・レーマトゥラ氏がラホール高裁判事に任命された。連邦政府のシャーベズ・バッティ少数派担当相が、キリスト者であるところから、同氏の働きかけの結果と見られる。
ジア・ウル・ハク将軍の独裁政権下で1970年代末からパキスタンではイスラム化が急速に進められており、キリスト者が判事に任命されることは予想されていなかった。
レーマトゥラ氏は、今回の任命はパキスタンのキリスト者にとっても、またその他の少数派宗教者にとっても「前向きの兆候」だ、としている。