近年、欧州への難民や移民として、中東や中央アジアからのイスラム教徒が増えている。何年か前のニュースだが、フィンランドでは、これらのイスラム教徒が数百人もキリスト教徒に改宗した。福音ルーテル教会ではイスラム教徒が改宗し、キリストに人生をささげているのだ。
これらの改宗者のほとんどは、アフガニスタン、イラン、イラク出身である。その数は、ルーテル教会の小教区が、イエスに従おうとするイスラム系移民のための特別な信仰告白クラスを設立するのに十分な数である。
現在、約20人のアフガニスタン人男性が、東フィンランドのイマトラにある教区センターの「信仰告白前」クラスに参加している。教師たちは、ペルシャ語の方言であるダリ語で書かれた新約聖書を使っている。
欧州へのイスラム系移民は、一方では欧州文化破壊への脅威と取られ、各国で極右政党の躍進を引き起こしている。しかし、フィンランドで起きているように、イスラムからキリストに立ち返る者も多くある。
一人の魂の救いのために、多くの犠牲を惜しまぬフィンランドの兄姉たちのために祈ろう。彼ら兄姉らが、文化侵略を恐れるのではなく、むしろ罪人の心を福音の愛で侵略することのできる方に信頼し、イスラム系移民が続々と救われるように祈っていただきたい。