

人気動画共有サイト「YouTube」のクリスチャン版として、約2年前にオープンした動画共有ソーシャル・ネットワーキング・サイト「GodTube」がこのほど、名称を変更し、家庭指向のサイト「Tangle.com」として新たに生まれ変わることになった。全米紙「ダラス・モーニング・ニュース」が伝えた。
これまではクリスチャンを対象としてきた同サイトであったが、昨年CEOとして就任したジェイソン・イリアン氏によれば、「ファミリー・フレンド」なキリスト教サイトを目指し、変更によりサイトの訪問者層が拡大することになるという。
イリアン氏は、「"GodTube"という昔の名前は少し評価が分かれるものであった。我々はより包括的な名前が欲しかった」と語る。また、「我々は、信仰に基づいた(ソーシャル・ネットワーキング)コミュニティーを避けたわけではない。このサイトをもっと拡張したかったのだ」と説明した。
イリアン氏によれば、「Tangle.com」は、前の「GodTube」と変わらず、特定の神学に偏ることのないキリスト教を基礎としたウェブサイトだという。サイト上では、「"Tangle"は、個人や団体、教会、宣教団体、バンド、その他の人々を含むユーザーが、動画や写真、ブログ、祈り、音楽その他を通してそれぞれの信仰と人生について分かち合い、つながりあうことができる場所」と説明されている。
前サイト「GodTube」は、前CEOのクリス・ワイアット氏らによって07年春に立ち上げられ、1カ月間に約200万のアクセスを集めていた。